ロバーツ監督 大谷の投球内容を大絶賛「非常に感心」「どんどん良くなっている」球宴前の登板も示唆

 「ドジャース4-6アストロズ」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースは逆転負けで、1カ月ぶりの2連敗となった。大谷翔平投手は先発し、2回1安打無失点と好投したが、降板直後に逆転を許した。大谷は打者としては4打数1安打1四球だった。

 試合後、ロバーツ監督は大谷の投球について触れ、「とても感銘を受けた。投球そのものがどんどん良くなっているし、制球力や投球感覚も向上している。全力で投げなくても通用するようになってきたのが見て取れる」と満足げ。

 直球は最速162・4キロでスライダーを中心に変化球も切れ味抜群だった。初回はバットをへし折り二ゴロ併殺。二回は3者連続三振を奪う内容に、指揮官は「速球をはじめ全体的にコントロールされた内容で、非常に効率的だったし、初回に併殺を取ったのも良かった。登板を重ねるごとに向上し続けていることに非常に感心している」と絶賛した。

 球数は31球。初回は10球で終えたが、3イニング目の登板については「考えなかった。事前に2イニングって話していた」と返答。「一度そう決めたことはきっちり守ることが大事だと思っている。今の段階で彼を自由に投げさせるわけにはいかない」とした。

 また、15日の球宴前にもう一度登板させることを示唆し、11日からのジャイアンツ3連戦での登板が濃厚となった。

2025-07-06T03:40:40Z