勢いのなさが直結した形だ。MLB公式サイトは9日(日本時間10日)、今週のパワーランキングを発表。開幕から常に1~2位をキープしてきたドジャースは、前週の2位から一気に5位まで後退。失速を象徴する「1/25」をMLBは指摘している。
ドジャースは5月30日(同31日)から13連戦に臨んでいる。本拠地で行われたヤンキース&メッツとの7試合を4勝3敗でどうにか勝ち越した。しかし、敵地セントルイスでのカージナルス戦は第1~2試合に連敗。8日(同9日)には7-3で勝利したものの、盤石という試合運びでもなかった。
MLBが今回のパワーランキングで“問題視”したのは、打線のつながりだった。「ドジャースは今週末、ブッシュ・スタジアムでの最初の2試合でわずか1得点しか挙げられなかったが、チャンスがなかったわけではない。チャンスはたくさんあったのに、ことごとく逃した」と指摘。「2試合で19安打を放ちながら、得点圏では25打数1安打と驚くべき結果に終わった」と、好機でことごとく凡退した打線に苦言を呈した。
勝利したカードでも、先頭の大谷が二塁打を打ちながら後続が凡退して無得点。次のイニングでどうにか得点したものの、消化不良感は否めなかった。もっとも、ドジャースの今季得点圏打率.299は30球団中1位と、トータルで見れば十分に好機でも打てている。9日(同10日)からは、大事な地区首位を争うパドレス戦。一戦一戦が大事になるカードで勝利を収められるだろうか。(Full-Count編集部)
2025-06-09T22:39:22Z