MLB154発&球宴捕手サンチェス、2度目の“戦力外” メッツが出場3試合で見切り

 千賀滉大投手が所属するメッツは25日(日本時間26日)、メジャー通算154本塁打の記録を持ち、球宴に2度出場しているゲーリー・サンチェス捕手(30)をメジャー40人枠から外したと発表した。同捕手は今月初めにジャイアンツから自由契約になっており、今季2度目の“戦力外”となる。

 メッツはこの日、トマス・ニード捕手の戦列復帰を発表した。

 ドミニカ共和国出身のサンチェスは15年にヤンキースでメジャーデビュー。実質1年目の16年に53試合で20本塁打を放ち、17年には33本塁打、90打点でシルバースラッガー賞を受賞するなど、メジャー屈指の強打の捕手として球宴にも2度出場した。

 昨年3月に大型トレードでツインズへ移籍。新天地では128試合に出場し、打率・205、16本塁打、61打点、OPS・659の成績を残した。シーズン後にFAになったが、移籍交渉は難航し、4月1日にジャイアンツとマイナー契約で合意。3Aでは24試合で打率・210、出塁率・387をマークしたが、長打率・284と本来の力を発揮できず、今月2日に契約を解除された。

 メッツとは9日にマイナー契約を結び、19日にメジャー昇格。21日のガーディアンズ戦とのダブルヘッダーと23日のカブス戦に出場し、計7打席に立ち、1安打、1打点、3三振だった。メジャー通算成績は669試合、打率・225、154本塁打、402打点。

 メッツとの契約前には捕手にけが人が続出しているエンゼルスへの移籍もうわさされた。

2023-05-26T00:30:22Z dg43tfdfdgfd