「金がモノを言う世界で例外的」残留希望報道の日本代表アタッカーに海外メディアが驚愕!「もっと高額な給与を手にできたのに…」

去就が注目されてきた三笘薫だが、ブライトンに残るかもしれない。英衛星放送『Sky Sports』は、三笘が移籍しない意向をクラブに伝え、契約延長を望んでいると報じた。

2027年までの契約を結んでいる三笘は、1月にサウジアラビアからの巨額オファーを断ったことが話題になった。その後もプレミアリーグの強豪やバイエルンからの関心が伝えられ、この夏にステップアップを果たす可能性が騒がれている。

それだけに、本人が残留と契約延長の意向と報じられたことに、一部では驚きの声もあがった。ケニアのメディア『Mozzart Sport』は7月3日、現代サッカー界においては稀有な例だとし、三笘が「模範」だと称賛している。

同メディアは「現代のサッカーは魂を失ったという声は多い。それは真実からかけ離れているわけでもない。完全に金が支配するビジネスになったようだ。しかし、このスポーツへの信頼を取り戻させるような例もある」と報じた。

「近年、ブライトンは売るクラブとしての立場を確立させてきた。そのため、ほかとは違う選手がいるのは少し不思議だ。2年後に契約が満了予定で、サウジアラビアのアル・ナスルや強豪バイエルンが高額オファーを用意した選手だ。そこでその選手はどうしたか。ブライトンの経営陣に契約延長を望んでいると伝えたのだ。その選手とは、カオル・ミトマである」

「彼はもっと高額なサラリーを手にすることもできた。クラブも最低5000万ユーロ(約80億円)を稼げたはずだ。しかし、彼は変える必要がなかったのだ。ブライトンで幸せであり、ブライトンも彼に満足している。ファビアン・ヒュルツェラー監督のコメントがそれを示している」

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最後に、Mozzart Sportは「金がモノを言う世界で、ミトマは例外的な存在だ。しかし、模範でもある」と締めくくった。

「現代サッカー界にもっと彼のような選手がいたら、はるかにもっと良くなっていたことは確かだ」

どんな選択にしても、三笘は熟慮の末に決めるだろう。その決断が本人にとって最善の結果につながるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

2025-07-06T03:10:19Z