岩井明愛&岩井千怜の“飛距離の秘密”を解説!「インパクトでは…」

日本ツアーでは男女ともに20代前半の選手の活躍が目立つようになってきた。若い選手の特徴は、飛んで曲がらないこと。女子でも250ヤード、男子では300ヤードが普通になってきた。

その要因は”ひと昔前”とは違う新しい飛ばし方にある!

岩井ツインズはツマ先立ちの代表格!

一時期、日本の女子ツアーでも「ベタ足スイング」の選手が活躍しましたが、今は右足をツマ先立ちにして打つ選手が主流です。昨年大活躍した岩井ツインズのインパクトは、2人そろってキレイなツマ先立ちになっています。右足がツマ先立ちになるのは、右サイドで上下方向の体重移動をしているからです。

昔の体重移動は左右でしたが、今は上下の体重移動が飛ばすためのポイントです。バックスイングでは上、ダウンスイングでは下に体重(重心)を移すことで、体の回転スピードとヘッドスピードがMAXまで上がります。

上下に力を入れることでヘッドスピードをMAXまで上げる

BackSwing:左ヒザを前に出して右ヒザを引く

DownSwing:右足をペダルのように踏み込む

いかがでしたか? インパクトの時は、上下方向の体重移動を意識しましょう!

レッスン=小野耕平●おの・こうへい/1997年生まれ。プロコーチ石井忍を師事して、大学生のころからレッスン活動を開始。最新機器や最先端のスイング理論に精通し、現在は「エースゴルフクラブ」でインストラクターを務める。

構成=野中真一

写真=相田克己

協力=エースゴルフクラブ赤坂

2024-04-19T22:11:22Z dg43tfdfdgfd