「致し方ない感じでした」 原英莉花は全米女子オープン予選会を通過ならず

<全米女子オープン最終予選(日本会場)◇22日◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)>

上位5名までに「全米女子オープン」(5月30日~、米ペンシルベニア州ランカスターCC)の出場権が与えられる日本地区最終予選会で、原英莉花はトータル2アンダー・16位タイ。切符獲得とはならなかった。

尾関彩美悠がトップ通過【写真】

午前6時30分から長丁場の一日は始まった。東コース10番をバーディ発進として第1ラウンドで1アンダー。そして距離が短く比較的スコアを伸ばしやすい西コースは「5個以上」のバーディを目指してスタートしたが、パー行進が続き3番でようやく初バーディ。5メートルくらいにつけられてもそれが決め切れず、そこからスコアカード通りの数字を並べて一日が終わった。

「バーディを取らないといけない試合のなかで全然取れなかった。なんて言ったらいいんだろう…。致し方ない感じでした」

コロナ禍で12月開催となった2020年大会以来の全米女子オープン出場を目指した。この36ホールを見据えて先週はオープンウィークするというスケジュールも組んだ。「クラブ調整や自分の調子を上げられなかったり、なかなかうまくいっていないですけど、照準はここに合わせながら頑張ってきたつもりではあります」。そのなかでつかみ切れなかったことには悔いが残る。

とはいえ、全米女子オープン出場に道はまだ残されている。大会開幕直前の5月27日時点の女子世界ランキングで75位以内に入ること。現在は113位。今週出場の「パナソニックオープンレディース」から好成績の波に乗りたい。(文・笠井あかり)

2024-04-23T00:11:35Z dg43tfdfdgfd