「ファンも街も好き」なブルージェイズ戦、初回の一発で大谷翔平へのブーイングさらに大きく

 【トロント(カナダ)=帯津智昭】米大リーグは26日、各地で行われ、ドジャースの大谷はブルージェイズ戦に2番指名打者で出場し、一回に3試合ぶりの本塁打となる7号ソロを放った。4打数1安打1打点で、チームは12―2で大勝。カブスの今永はレッドソックス戦に先発し、6回1/3を5安打1失点、7奪三振と好投し、開幕から無傷の4連勝を飾った。試合は7―1だった。レッドソックスの吉田は出場機会がなかった。

 昨季終了後にエンゼルスからフリーエージェントになった大谷は、ブルージェイズ移籍の可能性が米メディアで報じられたこともあった。ドジャースの一員となり、今季初の敵地トロントでのブルージェイズ戦。激しいブーイングを浴びたが、ものともしなかった。

 一回一死で迎えた第1打席。3球目の内角スライダーをとらえた打球は高く上がり、右中間フェンスを越えて弾んだ。3試合ぶりの一発で、先制の7号ソロ。ブーイングがどよめきに変わる中、表情を変えずにゆっくりとダイヤモンドを回った。

 トロントについて、「ファンの人も含めて、街も好き。そこでプレーすることもすごく楽しみにしている」と語っていた大谷。あいさつ代わりの一発を披露すると、次の打席ではブーイングがさらに大きくなった。(帯津智昭)

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