米サイト「驚きのトレード候補7人」に菊池雄星の名前 ブルージェイズ低迷で

米スポーツサイトのブリーチャーリポートは9日(日本時間10日)、「大リーグ驚きのトレード候補7選手」というタイトルの特集記事を掲載し、ブルージェイズの菊池雄星投手(32)の名前が挙がった。

同サイトは米スポーツサイト、アスレチックの名物記者ローゼンタール氏の言葉を借り、「ブルージェイズは(地区最下位で)低迷が続いている。今季のチーム総年俸は球団記録の2億2500万ドル。ファームシステムは貧弱。そして多くの大物選手が(今オフ)FAになるため、チームは岐路に立たされている」と指摘。そして「ゲレロとビシェットの契約延長がなく、この夏に(降参して)タオルを投げ入れたいのであれば、(ゲレロらを含む)ものすごい大売り出しができるだろうが、そこまでのことが起こるかどうかというのはまだ早い」ことから「その代わりに菊池雄星、ターナー、ジャンセン、キアマイアーが、(中略)最も論理的なトレード・チップだ」と説明した。つまり、ブルージェイズが現時点では生え抜きのゲレロとビシェットを手放すことは考えにくい、ということだ。

その中でも菊池の名前が挙がったのは、昨季から続いている安定したパフォーマンスはもちろん、「(優勝争いをする)チームは常に(トレード)期限で投手の助けを必要としている」からだ。

菊池はここまで7試合に先発し2勝2敗、防御率2.72、39回2/3を投げ奪三振43で、今オフには3年契約が満了してFAになるため、チームの状況によっては7月30日のトレード期限までに移籍する可能性がある。次回登板予定は10日(同11日)、本拠地トロントでのツインズ戦となっている。

その他、アストロズのブレグマン、マーリンズのチザム、カージナルスのグレイ、エンゼルスのアンダーソンらが「驚きの候補」に挙がった。

2024-05-10T01:26:36Z dg43tfdfdgfd