大谷翔平、水原事件で「睡眠が足りない日が続いていた…」集中できるようになったのは「いったん解決した段階で」胸の内を明かす

◇14日(日本時間15日) ジャイアンツ2―10ドジャース(サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平選手は敵地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場し、今季12号ソロを含む5打数3安打、2打点と大暴れした。

 開幕直後は元通訳の水原一平被告の巨額銀行詐欺事件で、大谷自身も声明を発表したり、司法当局から事情聴取を受けるなどフィールド外でいろいろと対応しなければならなかった。

 だが、開幕から1カ月半以上が経過し、野球で結果を出し続けている。落ち着いて野球ができる環境になったのか問われた本人が、胸の内を明かした。「最初の方はいろいろあったので、睡眠が足りない日が続いていたが、最近は時間にもだいぶ余裕が出ている。いい睡眠を取って、一日一日大事にプレーができているかなと思う」と打ち明けた。

 実際にいつから野球に集中ができるようになったのか。大谷は「いろいろと物事が進展して、新しいことが分かって、自分のやるべきことを出して、いったん解決した段階では僕の方からやることはなくなったので、その段階でかなと思う」。この日は、水原被告の罪状認否が行われた。周囲の雑音はまだ続くが、希代のスーパースターは逆境をものともせず、突き進む力がある。(写真はAP)

2024-05-15T06:07:25Z dg43tfdfdgfd