「PK」と「つまりは走ってもらいたい」J1アビスパ福岡・長谷部監督が挙げる得点力アップの鍵

J1福岡・長谷部監督

J1アビスパ福岡は11日、アウェーで京都サンガと戦う。長谷部茂利監督は「相当高い強度で来ると思います。全体的に強度で負けないこと。そこで負けているようでは京都や町田、鹿島とか、正面から戦うチームに対しては勝てない」と激しい球際の攻防を覚悟した。

京都はJ1ワーストタイの9得点、福岡は10得点。得点力アップの鍵として報道陣からクロスからの得点について問われた長谷部監督は、その重要性を認めつつ、「(クロスから)取りたいし。他にもたまにはPKとかね」とにやりと笑みを浮かべた。

PKでの得点は昨年6月のアウェー名古屋戦の佐藤凌我までさかのばならければならない。長谷部監督は「それだけペナルティーエリアの侵入回数が少ない。そこでのチャレンジ、相手が嫌だなと思うようなチャレンジがちょっと少ないかな。もっと回数を増やしたい」と実感を込めた。

チームは前節の川崎戦で紺野和也が今季2得点目をマーク。ザヘディ以外がリーグ戦8試合ぶりにゴールを挙げた。長谷部監督は「私は誰が取ってもいいんですけど(一人が)20点、15点取るより、いろいろな選手が点数を取るチームをつくっているつもり。取れそうなところに自分が(ボールを)持ってこなくても、(ボールが)来るかもしれないし、近くに来るかもしれない。そういう思いでそこに走るってことです。つまりは走ってもらいたいです」と強調した。(向吉三郎)

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