ジャッジ猛抗議、30年ぶり不名誉退場に疑問の声続出「あんなに優しい人が」「馬鹿げてる」

ヤンキースの主将として1994年のマッティングリー以来の退場

米大リーグ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が4日(日本時間5日)、本拠地ヤンキースタジアムで行われたタイガース戦で自身初の退場処分を受けた。米メディアはヤンキースの主将として30年ぶりの退場であると伝え、米ファンからは「リーグ最高のナイスガイを追い出すとは」と驚きのコメントが多数集まっている。

今季は打率.209と低迷するジャッジが、意外な行動を見せた。5-3とリードして迎えた7回1死、ジャッジはフルカウントから左腕ホルトンが外角低めに投じたボールを自信たっぷりに見送った。ただ球審はストライクと判定し三振。意外な判定だったのか、一塁に歩きかけたジャッジはコールを聞くと球審に向き直って声を荒げた。

さらに背中を向けベンチへ戻りかけたジャッジに、球審は退場を宣告。これにはジャッジも打席付近へ戻りさらに抗議。アーロン・ブーン監督も駆けつけた。

紳士で温厚な性格で知られるジャッジにしては珍しい。米ヤンキース専門メディア「トーキン・ヤンクス」はX(旧ツイッター)で、ジャッジが初めて受ける退場処分であること、さらにヤンキースの主将としては1994年5月13日のドン・マッティングリー以来の退場となることを紹介。米国のファンからは次々と、驚きのコメントが寄せられた。

「リーグ最高のナイスガイを追い出すとは」

「あんなに優しい人が?」

「誰か、アーロンが審判に言った言葉を正確にリピートしてくれる?」

「A.ロッドには絶対になれない」

「笑えるね。しかも彼のミスじゃないのに」

「これまで見てきた退場の中で最も馬鹿げてる」

さらに「1994年に何があったか、誰か知ってる?」という声も。このシーズン、ヤンキースはア・リーグ東地区で独走しながら、選手会のストライキによりポストシーズンが中止となっている。今季はどんな結末が待っているだろうか。

THE ANSWER編集部

2024-05-05T10:20:46Z dg43tfdfdgfd