ボクシング 畑山隆則氏、井上尚弥プロ初ダウンの要因は「なるべく早く倒さなきゃいけないという使命感」

プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチで防衛を果たした統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が試合から一夜明けた7日、横浜市の大橋ジムで記者会見し、東京ドームでの激闘を振り返った。

1回、元世界王者のルイス・ネリ(29)=メキシコ=にプロ初のダウンを奪われながらも2回に倒し返し、6回にTKO勝ち。4万3000人の大観衆を沸かせた。次戦は9月の予定で、18戦全勝(8KO)のサム・グッドマン(25)=オーストラリア=と対戦交渉を行う。

元WBA世界ライト級王者の畑山隆則氏(48)は同日、You Tubeチャンネルで井上尚のダウンについて「井上チャンピオンも人間だったというか、やっぱり期待に応えなきゃいけないとうプレッシャーを感じる中で、なるべく早く倒さなきゃいけないという使命感に燃えてて、強引になっちゃったのかな」と指摘していた。

■畑山 隆則(はたけやま・たかのり) 1975(昭和50)年7月28日生まれ。青森県出身。小学校から野球に打ち込み、投手として青森山田高に推薦入学するが1カ月で退部。その後、高校を中退し、プロボクサーを目指して上京。93年6月プロデビュー。97年10月にWBA世界スーパーフェザー級王者・崔竜洙(韓国)に挑戦するも引き分け。98年9月の再戦で判定勝ちし、王座を獲得。2度目の防衛戦で王座陥落も、2000年6月にライト級王座を獲得し、2階級制覇に成功。戦績24勝(19KO)2敗3分。

2024-05-07T21:06:35Z dg43tfdfdgfd