ボクシング WBCが最新の世界ランク発表 井上尚弥が王者に君臨するSバンタム級1位にシルバー王者ピカソ浮上

世界ボクシング評議会(WBC)は9日(日本時間10日)、最新の世界ランキングを発表。4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が君臨する同級1位には、シルバー王者のアラン・ピカソ(23)=メキシコ=が前回2位から浮上した。

前回1位だった元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(29)=メキシコ=は6日に東京ドームで井上に挑戦し、6回TKO負け。3位に後退した。2位には昨年12月に東京・有明アリーナで井上と4団体統一戦を闘い、10回KO負けしたマーロン・タパレス(32)=フィリピン=が前回3位から繰り上がった。井上が9月に有明アリーナで挑戦を受けることが有力なIBF、WBO1位のサム・グッドマン(25)=オーストラリア=は7位のままだった。

前回、バンタム級11位だった那須川天心(25)=帝拳=は、6位に前WBO王者のジェーソン・モロニー(33)=オーストラリア、7位に前IBF王者のエマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=が入ってきたことで、13位に後退した。王者は世界3階級制覇の中谷潤人(26)=M・T。

プロ戦績は井上が27戦27勝(24KO)、ピカソが29戦28勝(16KO)1分け、ネリが37戦35勝(27KO)2敗、タパレスが41戦37勝(19KO)4敗、グッドマンが18戦18勝(8KO)、那須川が3戦3勝(1KO)、モロニーが30戦27勝(19KO)3敗、ロドリゲスが26戦22勝(13KO)3敗、中谷が27戦27勝(20KO)。

2024-05-10T03:12:01Z dg43tfdfdgfd