堀内恒夫さん、巨人・オドーアの電撃退団に「阿部監督の毅然とした態度は正解」「ライトのポジションは若手にチャンス」

 現役時代は巨人のエースとして活躍し、監督も務めた堀内恒夫さんが28日、自身のブログを更新。開幕直前に巨人を電撃退団したルーグネッド・オドーア外野手について、「阿部監督の毅然とした態度は正解だったと思う」と私見をつづった。

 堀内さんは退団のいきさつについて「開幕メンバーから外れるため2軍で調整するよう提案したら本人から米国に帰国したいと申し出があった。そして、球団は本人の意思を尊重して受け入れた。そういうことらしい」と説明。「オープン戦で打てていないことに悩んでいただろうし開幕2軍ということに元メジャーリーガーのプライドが許さなかったのか」と想像した。

 そのうえで、チーム事情についても詳しく解説。「オドーアにそのまま残ってもらったらいつかは使わざるを得ないだろうし、だったらこのタイミングで決着が着いて良かったのでは」と指摘し、「俺は、阿部監督の毅然とした態度は正解だったと思うよ」と阿部慎之助監督の判断に理解を示した。さらに「レフト 丸 センター 佐々木としてオドーアが期待されていたライトのポジションは若手にチャンスができた。萩尾がしっかりしてきたしスイングもいい。ベテランの梶谷も調子が良さそうだ。前向きに考えていいと思うよ」とオドーア退団の副作用についても語った。

 オドーアはメジャー通算178本塁打の長距離砲として期待されたが、オープン戦では12試合に出場して打率1割7分6厘、本塁打と打点はゼロと結果を残せなかった。阿部監督が開幕2軍調整を伝えたところ、オドーアは拒否し、26日に退団が決まった。

2024-03-28T21:19:13Z dg43tfdfdgfd