【大相撲】宮城野親方&力士が伊勢ヶ浜部屋へ無期限移籍 佐渡ヶ嶽広報部長「制裁ではない」

日本相撲協会は28日、元幕内北青鵬の暴力問題が起きた宮城野部屋を4月から同じ一門の伊勢ヶ浜部屋が預かることを発表した。師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)や所属力士らは全員は伊勢ヶ浜部屋へ移籍する。これにより、5月の夏場所以降は両部屋の力士同士の対戦はなくなる。

広報部長の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「(預かりの)目的である宮城野親方への師匠、親方としての指導教育については浅香山理事(元大関魁皇)、伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)を中心として伊勢ヶ浜一門が責任を持って行う。預かる期間は設けず毎場所、浅香山理事、伊勢ヶ浜親方から(協会の)執行部が状況の報告を受ける予定になっている」と説明した。

また、「(協会が)一場所一場所、報告を受ける。期間を設けず(宮城野親方に)師匠としての勉強もしてもらう。宮城野部屋の再興の可能性もある? そうですね。しっかり頑張ってもらって、力士たちがいい環境で稽古ができるように、立派な師匠になってほしい。(完全に)部屋がなくなるわけではない。一時預かりということ」とし、宮城野部屋の将来的な復活に含みを持たせた。

一方で、過去の類似の事案と比較して厳しい処遇となったことについては「今後の宮城野親方と力士にとって、ベストな方法を執行部と一門とで段階を踏んで話し合ってきた。制裁を加えているわけではないので、重いとか軽いとかではない」と強調した。

2024-03-28T08:25:57Z dg43tfdfdgfd