大谷翔平、大ブーイング吹き飛ばす7号ソロ 4打数1安打 チームは今季最多の12得点で今季最長の5連勝

 「ブルージェイズ2-12ドジャース」(26日、トロント)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・DH」で先発出場し、4打数1安打1本塁打1打点で、打率は・354。九回の打順では代打が送られお役御免となった。チームは先発全員安打となる19安打、今季最多の12得点の猛攻でブルージェイズに大勝。連勝を今季最長の5に伸ばした。

 初回1死無走者で迎えた第1打席。大谷が打席に入ると、敵地のスタンドからは一斉に大きなブーイング。昨年、エンゼルスからFAした際、大谷の乗ったプライベートジェットがトロントへ向かったとの情報が流れるなど、一時はブルージェイズへの移籍が決定的との報道があった。それだけに、落胆したファンの気持ちの裏返しがこのブーイングとなったようだ。

 初球のシンカーがストライクとなると、今度は大歓声。しかし、大谷は1-1の3球目のカットボールをすくい上げると、高々と舞い上がった打球は飛距離109・7メートル、右翼フェンスを越えた。

 ブーイングを黙らせる一発。ベースを一周してベンチに戻ると、同僚から笑顔のブーイングで祝福された。

 これで沖縄出身のロバーツ監督が持つドジャース日本出身選手通算最多記録に並ぶ7号の“快挙”を達成した。

 初回の第1打席では、敵地での大ブーイングの中、先制の7号ソロアーチを放った。三回の第2打席では四球を選び、スミスの適時打で3点目のホームを踏んだ。この回、一挙6点の猛攻で再び回ってきた第3打席は一ゴロに倒れた。五回の第4打席は3番手の左腕・リトルの前に投ゴロに倒れた。七回の第5打席は左腕・メイザからいい当たりも一塁正面へのゴロとなった。

2024-04-27T01:54:18Z dg43tfdfdgfd