大谷翔平 打撃4部門でトップも第1回MVP投票2位…MLB公式「今季は投げない点にある」

MLB公式サイトは22日(日本時間23日)、今季第1回目のMVP模擬投票を発表。ドジャースの大谷翔平投手(29)はナ・リーグ2位で、ナ・リーグでは同僚のムーキー・ベッツ内野手が1位となった。

投票は記者や評論家など計45人が参加。今季の残り試合でのプレーを予想した上で1位から5位までを選出。1位5ポイント、2位4ポイント、3位3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントとして集計された。

大谷は開幕から全24試合に出場し、打率3割6分8厘、35安打、11二塁打、63塁打の4部門は両リーグトップの数字をマーク。13打点、5盗塁のほか、21日のメッツ戦で放った今季5号2ランが米通算176号となり、松井秀喜氏を抜く日本選手最多となった。

ベッツはここまで24試合に出場し、打率3割5分5厘、6本塁打、19打点、5盗塁と好成績を残し、1位票を41人から集めて独走。大谷に1位票を入れたのは誰もいなかった。

MLB公式サイトは大谷について「フィールドに立っている時は、いつも必見のエンターテイナーだ」と評価。投打二刀流の活躍で2021、23年にMVPを獲得している大谷だが、「彼が有力候補になれない唯一の理由は、今季は投げない点にあるからだ」と指摘した上で「MVP候補から外れることは絶対にない」とも推している。

なお、ア・リーグはヤンキースのフアン・ソト外野手が1位票を38人から集めてトップに立った。ここまで打率3割2分2厘、5本塁打、20打点、リーグ1位の出塁率4割3分9厘を誇っている。2位はロイヤルズのボビー・ウィット・ジュニア内野手が3人から1位票を得ている。

2024-04-23T10:45:39Z dg43tfdfdgfd