大谷翔平が新記録樹立で「申し訳ない」 韓国メディアが「なぜだろうか」と大注目

ドジャース・大谷翔平投手(29)の相手チームなどを気遣った言動に韓国メディアも注目している。

韓国の大手3紙の一つ「朝鮮日報」は23日に「176号ホームランを打った大谷『申し訳ない』と突然謝った理由は」との見出しで取り上げた。21日(日本時間22日)のメッツ戦で、松井秀喜氏を上回る日本人選手の最多本塁打記録を樹立。同紙では「歴史的ホームラン」と称賛しつつ「『相手チームに申し訳なかった』と頭を下げた。なぜだろうか」とし、その理由を〝深掘り〟して伝えている。

「大谷が176号を控えた状況でMLBは大谷が打席に立つたびに本物認証のため、相手投手に特別な刻印が入ったボールに交換した。そのため今回のホームランが出るまで大谷が打席に立つたびに審判と投手、捕手たちは『大谷専用ボール』に変える手間がかかった」

大谷が松井氏の記録に並んだのは12日(同13日)。そこから9日間、大谷と対戦した投手はいつ記念弾が飛び出してもいいように刻印入りの球に交換することとなり、実際に対戦したペラルタ(パドレス)がいら立ちをあらわにする場面もあった。そうした経緯もあり、大谷は新記録樹立後に「何か申し訳ないなというか。間延びするので、ピッチャーもキャッチャーもそうですし。アンパイアもわざわざ(球を)変えないといけないので早く打って普通のリズムに戻したいと思っていました」と語っていた。投手や打者の心理を理解するだけでなく、相手を思いやる気配りをできる大谷にフォーカスした格好だ。

大谷は3月下旬に韓国・ソウルで行われたパドレスとの開幕シリーズに参戦し、同国のファンを熱狂させた。あれから約1か月が経過したが、今でも一挙手一投足に熱い視線が注がれている。

2024-04-23T08:15:26Z dg43tfdfdgfd