大谷翔平への大ブーイングに指揮官「驚いた」 実は味方ダグアウトでも「ブ~」

<ブルージェイズ2-12ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇ロジャースセンター

「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(29)が、大ブーイングを浴びた第1打席で敵地のファンを騒然とさせる1発を放った。1回1死、右腕バジットの内角スライダーを完璧に捉え、7号先制ソロを右翼スタンドへ運んだ。ダイヤモンドを周りながらも「ブ~」の声は鳴りやまなかったが、いきなりの一撃に敵地は騒然。異様な雰囲気に包まれた。

ロバーツ監督は試合後、「驚いた。あれだけのブーイングの中で最初の打席でホームランを打って、ドジャースファンにとっては、これ以上ないくらいの結果になった」と目を細めた。さらに、「本塁打後、ダグアウトの選手たちも彼に『ブ~』と言っていたよ(笑い)。それはとても面白かった」と明かした。

大谷は今季7号で、日本生まれのドジャース選手としては、ロバーツ監督と並んで最多タイ。「私はブーイングを浴びせなかったが、彼は私の顔を見て、『これでタイに並びました』と言ってきたよ」と、笑い満載のやりとりを明かした。

大谷はこの日、4打数1安打1打点で打率は3割5分4厘。先制7号ソロから火が付いたド軍打線は19安打12得点で大勝し、今季初の5連勝を飾った。

2024-04-27T03:37:14Z dg43tfdfdgfd