【女子ゴルフ】不動裕理、「誤球は生まれて初めてでした」レジェンズデビューやや出遅れ18位

 女子シニアのレジェンズツアー、太陽生命元気長生きカップ(賞金総額2000万円、優勝300万円)は26日、千葉市緑区の東急セブンハンドレッドC東C(6085ヤード・パー72)で第1ラウンドが行われ、レジェンズデビューの不動裕理(47)は1アンダー18位とやや出遅れた。5アンダー首位には久保樹乃(50)=飯田通商=ら5人が並んでいる。

 永久シード不動のシニア初日は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71。最終日の27日は4打差逆転を目指してスタートすることになった。

 1番で3メートルを沈めバーディー発進の後、2番パー5でまさかの誤球があり2罰打。ダブルボギーを献上した。3、4番ではいずれもピンそば30センチ、50センチにつける連続バーディーを奪ったが、5番、10番でボギー。11番で1メートル、12番パー3では10センチにつけ、同組の表純子に「ティーショットを打つ場所が10センチ違ったね」とジョークを言われるほどの鋭いショットで再び連続バーディーを決めた。

 「誤球は生まれて初めてでした。それはすぐに切り替えられたけど…パットですね、今日も。チャンスは多かった」と不動。ショットの精度は高いが「今の私はそれがスコアにつながらないんです」と嘆いた。

 プレーの速さに定評のある不動だが「最近はレギュラーツアーの遅さに慣れている自分なので、レジェンズはプレーリズムが速いし、4人一組のプレーだし、ついていけるかなって心配してたけど、なんとか大丈夫でした」と、テンポのいいラウンドに笑顔。最終日は「流れがいい方向にいってくれるように、パットが決まらなくても我慢しながらチャンスを待ちます」と話した。

 パッティングの不調さえ払拭できれば、4打差逆転Vの可能性も十分にありそうだ。

2024-04-26T07:58:25Z dg43tfdfdgfd