ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が現地5月7日、本拠地でのマイアミ・マーリンズ戦に今季8度目の先発登板。8回97球を投げ、被安打5、5奪三振、2失点と好投し、8対2の勝利に貢献した。今季4勝目(1敗)をマークした山本だが、現地メディアが球団史上初となる記録達成に注目。ファンからは「制球がエグい」「地味に凄いことしてる」と称賛の声が上がっている。
山本は初回、1番のジャズ・チザムに先頭打者初球ホームランを許してしまうものの、その後は速球とカーブ、スプリットの変化球をうまく組み合わせ、マーリンズ打線に的を絞らせない頭脳的なピッチングを展開。2回以降は6回に許したソロアーチを含む散発の3安打に抑え、4試合連続のクオリティスタートを達成した。
山本の会心の投球は一方で、ドジャースの投手として史上初の記録も生み出したようだ。MLB公式Xアカウント『MLB Stats』が次のような投稿を行なっている。
「山本由伸が19連続ストライクでさりげなく試合を開始した。2000年にピッチトラッキングデータが開始されて以来、ドジャースの投手でこれを記録した選手はいない」
プレイボールから19球目まで連続でストライクを奪うという、ドジャース歴代ベストの記録を叩き出した山本に、ファンからは「彼のピッチングは見ていて楽しい」「MLBのボールに完全に適応したか」「初球ホームランで彼は激怒したようだね」「彼はマシーンだ」とのコメントが上がっている。7日のマーリンズ戦を終えて、山本の防御率は開幕戦直後の45.00から2.79へと大きく改善している。
構成●THE DIGEST編集部
2024-05-08T07:50:46Z dg43tfdfdgfd