巨人・大勢が…延長十回1死もとれず 今カードすべて2点差以内接戦 阿部監督「いつも紙一重」

(セ・リーグ、阪神2x-1巨人=延長十回、6回戦、阪神3勝2敗1分、18日、甲子園)王者の粘りに屈した。巨人は延長十回に大勢がサヨナラ打を浴び、2連敗。2敗1分けで終えた今カードはすべて2点差以内の接戦とあって、阿部慎之助監督(45)は悔やみきれない表情だ。

「本当にいつも紙一重。この甲子園(での今カード)、全然負けた気がしないんだけどね。結果的に、やっぱり去年のチャンピオンチームだなと。終盤の粘りはすごい」

菅野と小林の〝スガコバ〟バッテリーが、1-0の八回に3安打を許して同点に追いつかれた。指揮官が「すごく頑張っていた。何も文句は言えない」とたたえた34歳の同級生コンビの奮闘に、計5安打に終わった打線が応えられなかった。

昨季3勝10敗と苦しんだ甲子園での今季初カードで1つも勝てなかった。19日からの広島戦(マツダ)へ向け、指揮官は「みんな必死でやっているし、形も作れている。ここをみんなで我慢してやっていけば。明日だよ、明日」とうなずいて球場を後にした。(谷川直之)

2024-04-18T20:11:54Z dg43tfdfdgfd