巨人・阿部監督、サヨナラ打の吉川尚輝に〝注文〟「決めたのは素晴らしいけど…」

(セ・リーグ、巨人2×-1阪神、8回戦、巨人4勝3敗1分け、4日、東京D) 巨人は延長十回1死満塁で吉川尚輝内野手(29)が中前適時打を放ち、今季2度目のサヨナラ勝ち。首位・阪神に2連勝し、1ゲーム差に迫った。

阿部慎之助監督(45)は延長十回に丸、代打・長野が連打で好機を作ったことに「代打って難しいですけど、長さん(長野)がよく繫いでくれましたし、もちろん丸も繫いでくれた。いい最後に繋がりました」とたたえた。

最後に決めた吉川は同点の八回1死一、二塁の決定的な場面に捕邪飛に倒れていただけに、指揮官は「持っている能力はもっとすごいんだから。最後は別にホームランを打たなくてもいいところだしね。何か工夫が早めにできなかったから、前の打席で打てなかったんじゃないかなと見ているしね」と期待値が高いからこそ、3番打者に厳しいコメント。「工夫があってこそ、見ている側は納得するというのもある。もちろん最後に打って決めたのは素晴らしいですけど、人に見える工夫をもっとして欲しいなと思いますね。ホームランを30本打つなら何も言わないですよ」と、打者としてのさらなるレベルアップへハッパをかけた。

2024-05-04T12:50:40Z dg43tfdfdgfd