巨人育成の20歳が159キロ!「オリックスの山下舜平大選手みたいにヤバいの出てきた」が理想

 巨人の育成・田村朋輝投手(20)が9日、“巨人の舜平大”となってブレイクすることを誓った。高卒1年目の昨季に最速157キロを計測した剛腕は、「オリックスの山下舜平大選手みたいに活躍して、『ヤバいのが出てきた』と思われるのが理想」。G球場で汗を流した20歳は、高卒3年目の昨季、プロ初登板で開幕投手を務めて9勝、防御率1・61で新人王に輝いた“怪物”級の青写真を描いた。

 土台は整いつつある。3軍が参加したJABA選抜新潟大会では、5日に行われた七十七銀行との決勝戦(ハードオフ新潟)で8回に登板し、1回無安打無失点で自己最速を2キロ更新する159キロ。習得中のカットボールも150キロ超を計測し「理想に近づいた感じがある。自分の思うような動きができて、(フォームに)連動性が出てきたことが投球につながっているのかな」と自信を深めた。

 4月に球団の日本人初となる160キロを計測した守護神・大勢に次ぐ大台到達は目前。ブレイクが待たれる有望株は「球速が全てではないですが、出ているということはいい体の使い方ができているということ。球速は出ているので、低めへの投球を徹底してやっていきたい」と力を込めた。(小島 和之)

2024-05-09T21:32:12Z dg43tfdfdgfd