年間40盗塁も!? 大谷翔平が今季5つ目の盗塁成功→強烈に後頭部を叩かれるも、笑顔の神対応に米注目「最高のリアクションだ」

スーパースターの快足があらためて脚光を浴びている。

現地4月19日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はニューヨーク・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4回に今季5つ目の盗塁に成功。反撃となる1点のホームを踏んだ。

大谷は4点ビハインドの4回裏、先頭打者で登場すると冷静にボールを見極めて四球で出塁。フレディ・フリーマンが空振り三振、ウィル・スミスが右飛で2アウトに倒れた後、日本人スターはメッツ・バッテリーの意表を突くプレーを見せる。

大谷は5番テオスカー・ヘルナンデスの初球に二盗を敢行。キャッチャーの矢のような送球が襲うが、大谷の足が勝りセーフ。ところがセカンドを守るジェフ・マクニールのグラブが、二塁に到達した大谷の後頭部を強烈に叩いてしまう。あまりの衝撃に痛そうな表情を見せた大谷だったが、思わぬアクシデントにも笑顔で対応。今季5つ目の盗塁でチャンスメイクする。

すると、ヘルナンデスが2球目の速球を引っ張り右安打。二塁から大谷が快足を飛ばして一気にホームイン。背番号17の足が1点をもたらした。

このシーンに現地記者は早速注目している。ドジャース専門記者で、米スポーツ専門放送局『ESPN』の番組にも出演しているブレイク・ハリス氏は「ショウヘイ・オオタニは、今季37盗塁のペースだ」と自身のX(旧ツイッター)に記し、大谷の俊足にあらためて着目。「年間40盗塁」も夢ではないと太鼓判を押している。

一方、地元メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は盗塁成功後、「オオタニのリアクションは最高だ」と言及。頭を振って、周囲の心配をさせまいと振る舞う姿に喝采を送った。

さらに大谷は5回2死一、二塁で迎えた第3打席に右安打を放ち、5試合ぶりの打点をマーク。試合前まで得点圏打率.053と不振を極めていたが、ようやく光が見えた。

なお試合は、4対6でドジャースが2点のビハインド。8回表メッツの攻撃中だ。

構成●THE DIGEST編集部

2024-04-20T05:30:08Z dg43tfdfdgfd