【広島】ライバル球団の主戦投手と2度目の対戦へ 懸案残る〝魔の金土日〟

広島が17日のDeNA戦(マツダ)で5―1と快勝。2連勝で早々と2カードぶりの勝ち越しを決めたが、早急に解決すべき懸案事項はまだ残されている。

今季、金曜から日曜日までの週末のカードで苦戦を強いられている点だ。開幕カードのDeNA3連戦から4月の対中日、巨人と、ここまで通算1勝8敗。各チームの開幕投手を含め先発ローテーションの3本柱とのマッチアップが続く中、赤ヘル打線は打開策を見いだせずにいる。週末9試合で3度の完封負けを喫するなど、3得点以上はわずか3試合。もどかしい戦いが続く。

まだシーズンは始まったばかり。それだけに気持ちを切り替えたいところだが、ポジティブになれない理由がある。開幕からDeNA、中日、巨人と続いた週末の対戦カードは今後、この逆の順番で折り返すスケジュールが組まれているためだ。当然のように次の週末以降、19日からの巨人3連戦(マツダ)を皮切りに相手の先発投手とは再戦となる可能性が高い。

朝山打撃コーチも「(前回対戦した)映像を全部見返して、どういうふうに相手投手が試合に入ってくるのか。こちらがどういうプランで試合で入っていったほうがヒット、出塁ができるか。こういうふうにやっていくというチームとしての戦略、方向性は必ず出して臨みたいと思っています」と巻き返しを期している。

ライバル球団の主戦級と2度目の対戦で赤ヘル打線がリベンジを果たせば、万々歳。逆に返り討ちに遭うようなら、シーズン序盤から苦手意識を植えつけられることにもつながる。赤ヘル軍団は当面、毎週末が踏ん張りどころとなりそうだ。

2024-04-17T20:35:52Z dg43tfdfdgfd