水原一平容疑者が日本ハム時代に通訳を務めた3選手の言葉をESPNが紹介 クロッタ「一平がいなかったら完全に道に迷っていた」

米スポーツ専門局ESPNは18日(日本時間19日)、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)の口座から不正送金したとして銀行詐欺容疑で訴追された元通訳の水原一平容疑者(39)が「どのように選手の生命線になったか」と、かつて通訳を務めた選手の証言を伝えた。

2014年から日本ハムで2年間プレーしたクロッタは、春季キャンプ開幕3週間前に札幌に到着してから毎日ともに過ごした。水原容疑者が食料品店に連れ添い、日本語で書かれた表記を1つずつ英語に翻訳してくれたという。クロッタは「(水原)一平がいなかったら、私は完全に道に迷っていたでしょう。野球だけでなく、日常生活でも」と語った。

クロッタと同じく16年から2年間所属したマーティンは、違法賭博は明らかになる前の3月中旬にポッドキャスト番組の取材を受け、日本に滞在した期間を「僕の信頼はすべて一平にあり、それは大きな信頼だった」と語り、夫人の妊娠に伴い、病院での超音波検査に同行。「彼は何が起こっているのか、私たちにすべて説明してくれた」と振り返った。

15年に1年だけ所属したライブリーも「彼は私の命綱でした。通訳は文字通り延長です。コミュニケーション手段も書類作成の手段もない。彼ら(通訳)なしでは生きていけない。私は彼らをチームの従業員ではなく、友人として思っていた」とし、「彼がギャンブルについて話しているのを一度も聞いたことがないということだけ。それに何か意味があるかどうかは分からない。それが依存症の問題」と日本で過ごした水原容疑者との1年間を回想した。

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