筒香嘉智のマイペース調整に厳しい声 DeNA・三浦監督が容認も…球団OB「のんきに構え過ぎ」 年俸3億円の破格待遇

本拠地横浜スタジアムで異例のファン公開入団会見を行った、DeNA・筒香嘉智内野手(32)。三浦大輔監督(50)がマイペース調整を容認したことに厳しい声が挙がっている。

筒香は19日、3日連続で神奈川県横須賀市の球団施設で練習、屋外でのフリー打撃や外野の守備練習で汗を流した。20日からは同地でのイースタン・リーグの巨人戦に指名打者で実戦復帰する。

前日、入団会見にサプライズで登場した指揮官は筒香に直接、「明日から(1軍に)いけるか?」と問うたが「無理です!」との返答があったやり取りを明かした。1軍合流時期については「打席でのボールの見え方、守備に就いてとか。人によって違う。目安は立てるが(日数を)区切らない。本人の感覚含めて状況を見ながらですね」と話すにとどめた。

巨人など複数球団との争奪戦の末、5年ぶりに日本球界に復帰した筒香に球団は3年契約、2年目までは推定年俸3億円と破格の待遇で迎えた。右太もも肉離れで戦線離脱した一塁手・オースティンの代役としてはうってつけの人材だが、球団OBは悠然と構える現場に「のんきに構え過ぎじゃないの」と疑問視する。

シーズン序盤にポイントゲッターだった助っ人が不在の緊急事態をカバーすべく、筒香には「最低限の打席数だけ与えて即、1軍戦力に加わるべき。筒香本人も会見で前のめりに『レギュラーを取りに行く』と誓った。そもそも高い年俸をもらった選手にちゃんと責任を背負わせないと」と語気を強める。

チーム内からも「実力ある選手。打線に加わったら大きいし人生経験を積んだ彼が楽しみ」などと期待を寄せる。筒香の活躍はそのままチームの浮沈のカギを握っている。 (山戸英州)

■ヤクルト―DeNA4回戦(ヤクルト3勝1敗、18時、神宮、2万4307人)

DeNA002010000-3

ヤクルト00101101×-4

(勝) 大西9試合1勝

(S) 石山7試合1S

〔敗〕 伊勢5試合1敗

(本) オスナ4号①(東)、村上3号①(伊勢)

2024-04-20T02:39:06Z dg43tfdfdgfd