菊池雄星、活躍が引き金でトレード移籍も!? ブルージェイズ不振でまた一歩“売り手”に近づく…地元メディアが報道

◇3日(日本時間4日)MLB ナショナルズ9―3ブルージェイズ(ワシントンDC)

 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)は敵地でのナショナルズ戦に先発し、5連続を含む7三振を奪うなど6回を6安打1失点と好投。3―1とリードした場面で降板するもブルペン陣が逆転を許し、今季3勝目はならなかった。

 球団地元紙トロントサンは「菊池雄星は安心(リリーフ)を得られず。光り輝くブルージェイズ左腕の勝利をブルペン陣が吹き飛ばした」との見出しで報道。米国を代表するライターのケン・ローゼンタールは、Bジェイズ(15勝18敗でア東地区最下位)がトレード期限の7月30日までに『売り手』となり、チームを解体する可能性を示唆したと伝えた。

 「現時点で大きな動きがあるわけではないが、いまの私がいま最も注目しているチームはBジェイズだ。というのも、彼らは分岐点に来ているからだ。どこかの時点でもっといいプレーをするか、さもなければ保有権を持つ選手に関して厳しい決断をしなければならなくなる」

 同紙も「ナショナルズがブルペンを崩壊させ、Bジェイズはまた一歩『売り手』に近づいた」と賛同した。

 さらに「今季終了後に契約を満了する菊池雄星は、この日は7奪三振でわずか1失点と質が高い6イニングを提供してくれた」「菊池は非常に良かった一方で、チームのリリーフ陣は非常に悪かった。いまこそわずか33試合でシーズンが手からこぼれ落ちようとしているか、本物の可能性について考えるべき時だ」とした。

 菊池は今季が総額3600万ドル(約55億1000万円)の3年契約の最終年。大リーグはシーズン終了後にFAとなる選手がシーズン序盤から活躍しながら、チームの調子が上がらない場合、優勝争いする他球団から乞われてトレード移籍するケースは多い。(写真はAP)

2024-05-04T04:55:24Z dg43tfdfdgfd