送金方法知らない大谷翔平の「疑いは強まるばかり」 韓国メディアはどう報じたか...元通訳「違法賭博」騒動

韓国スポーツメディア「スポーツソウル」(WEB版)が2024年3月27日、大リーグロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)の特集記事を組み、元通訳・水原一平氏(39)が関与したとされる違法賭博騒動の渦中にいる大谷に「疑惑」の目を向けた。

複数の米メディアの報道によると、水原氏は21年から米カリフォルニア州では違法とされるブックメーカーで野球以外のスポーツ賭博に手を染め、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)がブックメーカーの関係者に送金されたという。

「大谷はどうして送金方法を知らないのだ」

違法賭博騒動で揺れる中、大谷は3月26日(日本時間)に会見を行い、自身の違法賭博への関与を完全否定した。大谷は多額の掛け金について、水原氏が大谷の銀行口座からブックメーカーに送金したと明かしたが、複数の米メディアは送金方法についての説明が一切なかったことを疑問視した。

「スポーツソウル」も同様に、送金方法を明かさなかった大谷に「疑惑」の目を向け、「『最後まで神秘主義を貫くのか?』水原氏騒動めぐり大谷翔平に韓国疑問視『疑いだけが強まる』」とのタイトルで記事を展開した。

記事は「どうしてそれ(送金方法)を知らないのだ」と書き出し、「大谷は自分を『被害者』と訴えているが、その一方で特有の『神秘主義』が事を大きくしているという指摘もある。疑いは強まるばかりだ」と指摘した。

そして26日の会見では取材陣との質疑応答がなかったとし、大谷のコメントは会見に先立ってスポークスマンが明かした内容と大差がなかったと解説。大谷は水原氏がどのようにして自身の口座にアクセスして送金したのかを明確にするべきだったが、その事実を知らなかったというのだから「疑わざるを得ない」とした。

大谷は水原氏が球団から解雇されて以降、調子を落としている。今シーズンは米国に先立って韓国ソウルで開幕シリーズが行われた。その後、米国でオープン戦を3試合行う変則日程だったが、大谷は水原氏が解雇された直後の開幕シリーズ第2戦の2打席目から13打席連続無安打だった。

ドジャースは29日(日本時間)に本拠地ドジャー・スタジアムでセントルイス・カージナルスを迎え米国開幕戦を行う。

2024-03-28T03:14:02Z dg43tfdfdgfd