阪神は今季3度目の引き分け 延長十二回は2死二、三塁のピンチも岩崎が締める

(セ・リーグ、DeNA1―1阪神=延長十二回規定により引き分け、4回戦、DeNA2勝1敗1分、23日、横浜)阪神は延長戦の末、DeNAと引き分けた。

先発の村上頌樹投手(25)は今季最長の8回を投げて1失点と好投。二回2死三塁から山本に適時打を浴びたが、以降はカットボールや落ちる変化球を効果的に使いながらゼロを並べ続けた。球数も最多の112球を投じたが、打線の援護なく白星は逃した。

打線は0―1の六回に1死から中野が四球を選び、森下翔太外野手(23)が左翼線に抜ける二塁打で、中野は三塁へ。さらに左翼手が返球したボールを遊撃の京田がはじき、その間に中野が生還して同点となった(記録は安打と左翼手の失策)。昨季は打率・158(38打数6安打)と苦しんだ横浜スタジアムで初の長打を放って試合を振り出しに戻した。

延長十一回、先頭の近本が四球で出塁し、中野が犠打を決めると森下が死球で1死一、二塁。大山が一邪飛、佐藤輝が空振り三振に倒れて勝ち越しはならなかった。

九回からゲラ、桐敷、島本と継投し、勝利がなくなった延長十二回は岩崎が登板。2死二、三塁のピンチを招いたが、最後はD1位・度会(ENEOS)を空振り三振に仕留めて、今季3度目の引き分けに持ち込んだ。

2024-04-23T13:07:34Z dg43tfdfdgfd