DeNA、六回まで打線ノーヒット…七回イッキ逆転も守り切れず 山崎が九回1死もとれず

(セ・リーグ、DeNA3-5阪神、5回戦、2勝2敗1分、24日、横浜)DeNAは逃げ切りに失敗し、白星をつかみ損ねた。3-1で迎えた九回に一挙4失点。三浦大輔監督(50)は「勝ち切れなかったのは監督の責任」と悔やんだ。

延長十二回の末、1-1で引き分けた前夜に九回を三者凡退に抑えた山崎が、この日は誤算だった。抑えとして送り出されたが、先頭から3連打を浴び、森下に押し出し死球。1死も奪えずに降板し、指揮官は「昨日とは別人のようだった」と振り返った。

試合前から降り続いた雨は次第に強まり、五回終了後に36分間の中断を挟んだ。投手陣は足元がおぼつかない状況での投球を余儀なくされたとはいえ、先発の浜口が許した6四球を含む計10四死球。攻撃への流れをつくれなかった。

それでも、1点を追う七回に無安打投球を続けていた伊藤将から先頭の佐野が右前打を放ち、一気に畳みかけて3点を奪った。「いい攻撃だった」と三浦監督。悪天候にもかかわらず3万1962人の観衆が足を運んだだけに、勝利を届けたいところだった。(鈴木智紘)

2024-04-24T20:12:18Z dg43tfdfdgfd