DeNA、救援7投手が計1安打の0封リレー! 延長十二回ドロー導いた

(セ・リーグ、DeNA1-1阪神=延長十二回規定により引き分け、4回戦、DeNA2勝1敗1分、23日、横浜)執念の継投をつないだ。DeNAは六回途中から7投手による計1安打無失点リレーで、上茶谷以外のベンチ入り全員を使い切る4時間13分の総力戦を引き分けた。三浦大輔監督(50)は「みんながつないで、工夫しながら一球一球、必死に投げてくれた」と選手たちをねぎらった。

先発のジャクソンが追いつかれた六回、なお1死二塁で徳山が登板。後続を断ち開幕から8戦連続無失点とした。伊勢、森原とつなぎ、1―1の九回に登板した山崎は12球連続の直球勝負を見せ、圧巻の三者凡退、2奪三振。「ああいう投球は後ろで投げている投手は必要だと思うし、僕の生命線は直球。チームに貢献できたことを自信にしたい」と胸を張った。

延長戦も十一回1死二塁のピンチで登板した7番手のD2位・松本凌(名城大)が無失点で切り抜け、プロ初ホールドをマークするなど、3投手で無安打リレーを完成。打線が再三のサヨナラ機であと一本が出ず白星こそならなかったが、一丸の戦いを山崎は「全員がやるべきことを全うして、この試合を負けなかったのが一番の財産だと思う」とし、前を向いた。(浜浦日向)

2024-04-23T20:08:37Z dg43tfdfdgfd