井上尚弥 フェザー級王者ロペスが対戦熱望 陣営は「KOで勝つ。家を賭けてもいい」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が、6日の防衛戦で〝悪童〟ルイス・ネリ(29=メキシコ)にTKO勝ちしたことを受け、1階級上の世界王者がモンスターの対戦候補に名乗りを上げた。

米専門メディア「ボクシング・シーン」は「ルイス・ロペスがフェザー級で井上尚弥を待ち受ける」と題する記事を掲載。「IBF世界フェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペスは今、日本で〝モンスター〟井上尚弥と対戦したいと考えている」「ロペスは、井上がスーパーバンタム級で圧倒的な地位を占めていることを考えると、将来的にフェザー級への昇格は避けられないと期待している」と報じた。

同記事はロペスが自身の「X」に投稿した「私は井上尚弥が126(フェザー級)に昇格するのを静かに待っている」とのコメントを引用。さらに、ロペスのマネジャーを務めるフェルナンデス氏が「ベナド(ロペスの愛称)が井上をノックアウトすると思う」「ベナドがこの試合に勝つことに、私は家を賭けてもいい」と豪語したことを伝えている。

井上は、今年は現階級にとどまることを明言しており、9月の次戦ではIBF&WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と対戦することが決定的。その他にも、WBA1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が対戦候補に控えている。少なくとも、井上のフェザー級転向は来年以降になる見通し。それでも、1階級上の王者は今からモンスターの動向に熱視線を送っている。

2024-05-09T21:23:21Z dg43tfdfdgfd