「覇気が違う……」井上尚弥、緊迫のフェイスオフで“戦闘モード”へ海外ブックメーカーは“圧巻”オッズで井上勝利を支持

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥は5日、翌日に東京ドームで行われる元世界2階級制覇王者でWBC世界同級1位のルイス・ネリ戦の前日計量に臨み、55.2キロで一発パスした。

■海外ブックメーカーは井上勝利を支持

前日計量では両者が一発で計量をクリア。計量後のフェイスオフでは近距離で目線を合わせ、スタッフが止めに入るまでの約20秒間、バチバチと火花を散らした。フェイスオフの様子を見たファンからは「井上選手の勝ちだな背中からの覇気が違う」「いい表情してますね」「威圧感すごw」と興奮の声が上がっていた。

試合前日時点で大手ブックメーカー「Bet365」は、井上勝利に「1.071」、ネリ勝利に「8.50」のオッズを設定。計算上は、井上勝利に1万円を賭けたとしても、710円のプラスにしかならない。井上が圧倒的有利との見方だ。

ラウンドごとのベットでは、井上は6～7回が「8.50」と5、8回が「9.00」と中盤のKO勝ちが有力視されている。一方のネリは、全ラウンドを通してKO勝ちは「101.00」と確率は極めて低い。また、判定勝ちのオッズは、井上が「6.00」、ネリが「17.0」となっている。

戦績は井上が26勝（23KO）無敗に対し、ネリは35勝（27KO）1敗。井上は昨年12月に行われたマーロン・タパレスとのスーパーバンタム級4団体統一戦で10回KO勝ちを収めテレンス・クロフォードに次ぐ、2階級での4階級制覇を達成するなど偉業を重ねている。

はたして井上は宣言通り東京ドームでネリKOすることができるか。世界が注目する“世紀の一戦”に注目だ。

2024-05-05T10:06:37Z dg43tfdfdgfd