大谷翔平、度肝抜く『高速ダブル3本』にベッツも舌を巻く「言葉が見つからない」「誰も真似できないよ」ロバーツ監督も絶賛「別格の打球」

◇24日(日本時間25日) ナショナルズ2―11ドジャース(ワシントンDC)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場して二塁打3本を放ち、6打数3安打2打点。チームは11―2で大勝し、今季2度目の3連勝となった。

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 米首都ワシントンDCで、大谷の勢いが加速する一方だ。打球速度191キロの“超高速弾”を放った翌日は、“高速ダブル”を3本放って度肝を抜いた。

 1回1死から右中間に二塁打を放つと、8回1死三塁の得点圏では右中間へ適時二塁打。9回2死一、三塁の得点圏でも本塁打まであと50センチほどの大飛球で、左中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。最初の二塁打は115・6マイル(約186キロ)を計測するなどいずれも打球速度は100マイル(160キロ)を超える“ロケット”ダブルだった。

 試合後、ロバーツ監督は会見で「彼(の打球)は別格。バットから放たれたボールの勢いが全く違う」と絶賛。4安打のベッツも打球速について「これ以上、彼をたたえる言葉が見つからない。彼がやっていることは誰も真似できないよ」と舌を巻いた。

 二塁打は大リーグトップを独走する14本目。打率3割7分1厘、安打数「39」、OPS1・128、長打率6割9分5厘といずれもMLBでトップの成績だ。4月にしてギア全開。大谷は試合前に打撃好調の理由について「(打者専念する今年は)体調が管理しやすいと思うが、(打撃を)考える時間が長すぎてもよくない。基本的に練習時間だったり、データを見る時間は例年と一緒にしている」。投手の練習が少ないからといって、あえて打撃の練習時間を増やさずに臨んでいる。

 先週、低調だったチームは息を吹き返して3連勝。看板の打線が20安打11得点の猛攻で大勝した。そのスター軍団の中心には大谷がどっかりと座っている。

2024-04-25T04:19:11Z dg43tfdfdgfd