山本由伸「ここまでの中では一番、自分らしいピッチング」…6回無失点7奪三振でメジャー2勝目

 【ワシントン=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの山本由伸は25日(日本時間26日)、敵地ワシントンでのナショナルズ戦に先発し、6回4安打無失点、7奪三振と好投し、メジャー2勝目を挙げた。2番指名打者で出場した大谷翔平は4打数無安打に終わり、連続試合安打は9で止まり、連続試合出塁も22でストップした。チームは2―1で勝ち、4連勝を飾った。

■体のけぞらせ捕球「たまたま反応できた」

 山本が五回に痛烈なピッチャー返しをアウトにした。7番ロサリオに甘く入ったスプリットをとらえられ、打球速度104・8マイル(約168キロ)のライナーが顔付近に来た。体をのけぞらせながらも、グラブを出してつかみ、「もう気付いたらボールが目の前にあった。たまたま反応できた」。安打になっていれば、先頭打者を出すことになり、体に当たっていれば、けがをした可能性もある打球だったが、事なきを得た。直後にチームメートがマウンドに集まった際には、山本は笑顔も見せていた。

 6度目の登板で2勝目を挙げ、山本は「ここまでの中では一番、自分らしいピッチングだった。コントロールはすごく気をつけた。変化球もストライクゾーンに投げられていたので、ストレートもその分、いいコースを狙えた」と手応えを語った。

2024-04-25T22:59:45Z dg43tfdfdgfd